顔のポツポツイボのとり方
まぶたや首筋にできるポツポツ下イボのようなものは案外目立つので困っていませんか?まぶたや首筋にできたポツポツやイボは原因によって治し方が違います。小さいものですから指で引っ張ったり爪で引っかくと簡単にとれそうですが意外に取れません。
逆に自己判断で無理やり取ってしまうのは良くないそうです。
なぜかというとポツポツやイボにはいろんな種類があって原因が違えば治療法も違うからです。
顔などにポツポツを見つけたときは皮膚科に行って種類や原因をちゃんと確認してもらいましょう。
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ポツポツやイボの種類
白いポツポツは稗粒種(角質腫・角質粒)
一見小さいニキビのように見えますがニキビのように毛穴に角栓や皮脂が詰まってるのではないのでつぶせません。
遺伝的にできやすい体質の人がいるのと60歳以上がかかりやすい水疱性類天疱瘡(すいほうせいるいてんぽうそう)という病気でできることもあります。
ステロイドを長期的に使うとできる、という説もありますがほとんどは原因不明です。
老人性イボと違うのは乳幼児や若い人がかかる場合があるということです。
皮膚科では簡単に撮れるものなので自分で撮ろうとせずに早めに診療しましょう。
ウィルス性のイボに注意
イボの中には日常にうようよいるヒトパピローマというウィルスに感染してできるものが何種類かあります。ヒトパピローマウィルスと言っても1種類ではなく150以上というたくさんの種類が存在しているというから驚きです。しかも、どのヒトパピローマに感染したかによってイボの種類も違ってくるということです。
ウィルスが原因で出来たイボは身近な人や他人に移してしまう可能性があるので早めに皮膚科を受診しちゃんと直しておきましょう。
下記がウィルス性のイボの名称です。
・尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
・扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
・足底疣贅(そくていゆうぜい)
・伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)
・尖圭コンジローム(せんけいこんじろーむ)
ほとんどが小さい傷口などから感染します。ニキビを手でつぶしたあとの傷跡から感染する可能性もあるので、むやみやたらに手で触らないほうがいいですね。ウィルス性イボを撃退するには皮膚科に行ってレーザーや液体窒素を使って切除します。
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そのほかヨクイニンという漢方薬を飲んで免疫力をアップしウィルスの力を低下させる方法もあります。それでもヨクイニンでのイボ取りでは即効性は期待せしないほうがいいでしょう。少なくても最低3か月以上は飲むことと、さらに長期的に服用することが基本です。
老人性イボは加齢が原因
老人性のイボはウイルスではなく加齢などが原因でできることが多いです。
肌のターンオーバーが遅くなり古い角質がはがれずつみ重なったものが多いです。皮膚科でも治療できますが自宅で専用のクリームを塗ってケアすることも可能と言われています。
ヨクイニンや杏エキスなどを配合した美容ジェルやクリームが効果的。
乾燥は大敵なので普段から保湿を心がけましょう。顔だけでなく首やデコルテもしっかり保湿することでイボを予防することになります。
ポツポツやイボができやすい部位
ポツポツはできやすいところとできにくいところがあります。特に老人性のイボは全身どこにでもできる可能性が大。
紫外線や衣服の摩擦などの刺激やダメージ、乾燥が原因になりやすいといわれています。顔や首筋など紫外線が直接当たるところは日ごろから日焼け止めクリームを塗って対策をしておきましょう。
ある程度の年齢になったら顔だけでなく全身のお手入れもしていきたいですね。